3時10分、決断のとき [review [movie]]
西部劇というものを久しぶりに観た。
おお西部劇ってそういえばこんな感じだったと
その映画の世界に、その迫力に、
思わず見入ってしまった。
ラッセル・クロウはオーストラリア人なんだけど、
もはやオーストラリア訛りとかあまり感じない。
クリスチャン・ベールも、バットマンとかターミネーターとか、
てっきりアメリカ人だと思っていたけれど
ウェールズ出身らしい。もはやウェールズを微塵も感じさせない。
役柄の幅を選ばない、こういう役者さんたちが
真に才能ある役者さんなんだと思いました。
ラッセル・クロウはそういえばその昔、西部劇に出ていたような。
クイック&デッドとかいう、ディカプリオやシャロン・ストーンが出ていた映画に。
でも重厚さというかおもしろさは、やはりこの3時10分、決断のとき
の方が段違いにある。
ストーリーとしては、古くさいものなのかもしれないけれど、
でも古くさく感じなかった。かえって新鮮だった。
あのサイコな男(ラッセル・クロウの手下でグループの副リーダーのような立ち位置)を
演じていた役者さんも、なんか妙に上手かった。
顔立ちから、まだ若いんだろうなと思えたんだけど、
西部劇の世界の中にしっかりなじんで、すごく上手く演じてたと思う。
総じて面白かった。良くできていたと思う。
観て良かった。観て正解。
息子を持つお父さんが観るとどういう感想を抱くのか聞いてみたい作品でもある。
ところで、この映画「3時10分、決断のとき」のDVDを借りようと思って、
間違えて「その土曜日、7時58分」を借りてしまったのは、
嘘のようなホントの話だ。
でも「その土曜日、7時58分」もハズレではなかった。
なかなか面白かった。
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